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講師/講演 |
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■基調講演 13:10~14:00 (50分)
題名:『もう一度FPGA 設計について考えてみよう』
講師:東京大学大学院附属システムデザイン研究センター 上席研究員 天野英晴氏
概要
FPGAおよびSoC設計では、HDLなどを用いた言語設計がスタートして35年ほど経過しハイレベル合成などは多少進みましたが、未だHDL記述から論理合成を用いて回路を作成しており、設計生産性の点で回路図ベースから言語入力・その後の合成を用いて論理生成を行うプロセスほど設計効率化の恩恵は得られてないのが現状です。一方、生成AIに注目が集まり、学会レベルではAI生成技術などを使用したHDL生成などの研究がなされています。また、パネルでも取り上げるRISC-Vなど設計者が自由にアーキテクチャを考え、実現する下地もでき始めています。このような世の中の変化の中で、働き方改革をすすめ、付加価値の高い製品をシステム開発する設計者はこれからどのように進んでいくべきか? 長年プロセッサやFPGAのアーキテクチャおよび設計時術を研究してきた研究者から見て、FPGAおよびSoC設計の過去、現在、将来について講演します。
■共催講演 14:05~14:55 (50分)
題名:『都産技研における中小企業のIoT化支援事業とプログラマブルデバイスを活用した
製品開発支援の紹介』
講師:(地独)東京都立産業技術研究センター研究開発本部
情報システム技術部 IoT技術グループ 岡部 忠氏
概要
東京都立産業技術研究センターでは、平成29年度から「中小企業のIoT化支援事業」にて中小企業のためのIoT化支援を開始し、2024年度から「クラウドと連携した5G・IoT・ロボット製品開発等支援事業」としてIoT製品開発の支援を実施しております。本講演の前半では、実施中の支援事業の概要とこれまでの事業成果について紹介します。また、本講演の後半では、プログラマブルデバイスを使ったIoT製品開発支援について紹介します。
■パネルディスカッション 16:10~17:50 (100分)
テーマ:『システム開発でRISC-V をどのように使えば良いか?』
司会: 松本仁氏 /FPGAコンソーシアム理事長
パネラー:(現在の決定者)
・東京大学大学院附属システムデザイン研究センター 天野英晴氏
・三ツ波LSデバイス株式会社 代表取締役 勝 満徳氏
・ミカミ設計コンサルティング 代表 明治大学理工学部 兼任講師 三上廉司 氏
・トリトン株式会社 Andes技術コンサルタント 佐藤啓昭氏
概要
従来、SoCではARM、FPGA/CPLはベンダーと独自のCPUが主体でシステムおよび製品の開発/設計してきました。一方、今年度の電子情報通信学会誌でRISC-Vの特集が組まれ、RISC-Vが搭載された評価ボードも多く販売れています。そこで、FPGAカンファレンスでは、再度CPUコア(RISC-Vを含め)をどのように製品、システム開発に適用するための、問題点、課題について議論していきたいと考えます。
※講演者、講演内容などは変更になる場合がありますのでご聴講前に最新情報をご確認ください。 |
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