Non-Profit Organization  FPGA Consortium  
特定非営利活動法人 FPGAコンソーシアム

FPGAコンソーシアム設立について
■設立趣旨



  






























 
 半導体産業は、パソコンや携帯電話などの情報通信機器、デジタルカメラやデジタルテレビなどの情報家電、さらに自動車用積載システムから宇宙産業まで、私たちの身の回りのあらゆる部分でエレクトロニクスの基幹産業として発展し続けています。
 その中で、FPGA(Field Programmable Gate Array)は論理を手元でプログラムできるセミカスタムなLSI(Large Scale IC)として近年登場しました。そして最近数年間に、その性能と信頼性は飛躍的に向上し、電子回路設計者やシステム設計者は新しいエレクトロニクス発展の可能性を握る次世代デバイスとして、小規模の電子回路から大規模システムの構築まで幅広いニーズに応えられるFPGAの普及に期待が集まっています。
 さらに、現在は数百万ゲート相当のFPGAのみならず、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)コアを混載したFPGAも当たり前になろうとしており、大量生産あるいは超高性能という用途を除けば主流のASIC(Application Specific Integrated Circuit)を席巻するかのような勢いです。また、ASICにはない、FPGAの書き換え可能という特性を活かしたアプリケーションなど、新規市場創出に繋がる新たなビジネス・チャレンジの可能性も見えてきました。
 しかしながら、市場ニーズに則した企業の製品開発に掛けるTAT(Turn Around Time:納期)の短縮要求や、大規模化・高集積化に対応する設計手法も大きく変化し、従来のデバイス設計手法に代わるHDL(ハードウエア記述言語)やC/C++(プログラミング言語の一種)を用いたシステム設計手法が標準となり、さらに新しい設計手法へと日々発展していく現状では、FPGAについての偏らない情報の発信が市場の健全な発展に不可欠な要素となります。
 そして、その最新情報を基盤にして、FPGA等の半導体製品やその周辺製品を開発し提供する企業各社、教育機関、工業試験場などの研究機関と、半導体設計・生産現場において活躍する技術者、研究者、経営者とを総合的に結びつけることで、製品や技術への理解が増し、ひいては一層の技術の高度化、市場の活性化、投資の促進、さらにFPGAベンダーや電子回路設計CAD (Electronic Design Automation)システムベンダーどうしの切磋琢磨がなされ、市場全体の育成が促進されます。

 このような使命に立ってFPGAに関する普及・啓発活動を行う組織は、中立性、客観性、さらにボランティア精神が要求されるものであり、このためNPOとして「特定非営利活動法人FPGAコンソーシアム(英文名FPGA Consortium 略称FPGAC)」を設立し、FPGA関連企業が集積する神奈川県にその事務所を設置するものです。

 これからのFPGAコンソーシアムの活動にご期待頂くと共に、ご参加をお待ちしています。
                
   特定非営利活動法人 FPGAコンソーシアム
                           理事長 松本 仁