Non-Profit Organization FPGA Consortium  
特定非営利活動法人FPGAコンソーシアム
講師/講演

 
 
 

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基調講演 10:15〜11:15(60分)
題名:
XC4003からXCVU9Pまで触ってみて
講師:株式会社SUSUBOX代表取締役、慶應義塾大学特任准教授兼任
   すすたわり 氏

概要:私が大学時代に初めて触ったXC4003は1990年に発売されたXilinx社の第3世代のFPGAで、FPGAの回路構成ブロックであるCLB: Configurable Logic Blockは僅か100個しかなかった。2020年現在、AWS EC2 F1で気軽に使用できるFPGAはXCVU9Pで、CLB数は147,780個。現在市販されている中で最大規模のVU29Pに至っては、216,000個のCLBを有する。つまりこの30年で、2,000倍程増えたことになる。FPGAというと、この規模の大きさを活用する大規模計算ばかりが注目されるが、CLBが1,000個以下のFPGAも現役である。そこで改めて、小規模から大規模までのFPGAの特長と活用処について考えてみたい。


共催講演 13:00〜13:45(45分)
題名:『都産技研におけるIoT製品開発支援と中小企業のIoT化支援事業の紹介』
講師:
(地独)東京都立産業技術研究センター プロジェクト事業推進部
    IoT開発セクター主任研究員 岡部 忠氏

概要本講演の前半では、プログラマブルデバイスでIoT製品を開発することを想定したIoT製品開発支援について紹介します。また、都立産業技術研究センターでは平成29年度から「中小企業のIoT化支援事業」を実施しています。本講演の後半では、事業概要とIoT支援サイトや研究会活動について紹介します。


■パネルディスカッション 15:30〜17:00(90分)
テーマ『昭和・平成でFPGA PLDは電子機器開発でキーデバイスとなったか?』
概要:昭和〜平成初期、機器設計において論理設計の中心はASICであった。平成中期〜FPGAの集積度の向上と相まって、特に通信分野ではASICに代わりFPGAで製品を構成することが増えてきた。
デバイスの変遷を踏まえ令和の時代のFPGA/PLDデバイスはどうあるべきか?について討論する。

司会: 松本 仁氏(FPGAコンソーシアム理事長)
パネラー

すすたわり氏(株式会社SUSUBOX代表取締役、慶應義塾大学特任准教授兼任)
・唐谷 栄治氏
(株式会社MGIC 受託設計2部 部長)
・梅田 芳直氏
(株式会社プライムゲート 代表取締役 社長) 


講演者から提供された説明文をそのまま掲載しています。
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