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講師・講演 |
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開催11年目となる本年は、FPGA分野を代表する講師陣により、FPGA入門、市場状況、技術知識、最新情報などを判りやすく解説。 さらに、FPGAコンソーシアムならではのスペシャルセッションを実施致します。 是非ご聴講ください。
<講演>6都市で実施
●「やわらかいハードウェアを取り巻く最新技術動向とその基礎知識」 講師:熊本大学大学院教授 末吉
敏則氏
概要:
やわらかいハードウェアとは、ハードウェアでありながらソフトウェアのよう に書き換え変更ができる再構成可能なデバイスの総称であり、代表的な論理デ
バイスとしてはFPGAやリコンフィギャラブルプロセッサがある。最近のFPGAで は課題となってきた低価格化も加速度的に進み、イニシャルコストの低さとも
併せて新たな市場への浸透を加速させている。一方、FPGAの基本特許 (Freeman特許)の期限切れとともにFPGA業界へ新規参入する新興FPGAベンダも
相次いで現れ、既存FPGAの泣き所と言われる消費電力に重点をおいた携帯機器 向け低電力FPGAや、非同期FPGAなどが登場している。本講演では、やわらかい
ハードウェアを取り巻く最新技術動向を紹介し、それらを理解するための基礎 知識について解説する。
<講演>東北、関西で実施
●「機能満載のFPGAを初心者・初級者はどのように設計するか?」
講師:三菱電機株式会社 コミュニケーション・ネットワーク製作所 松本 仁氏
概要:
FPGAは半導体微細化技術により、大規模、高速化が著しく、書き換え可能であることを武器に装置設計にかかすことの出来ないデバイスである。
本講演は、FPGA初心者、初級者をターゲットにFPGAの構造からスタートしFPGAの高集積・高速化するために設計レポートからそのヒントを探る。
<講演>東京、北陸、中部、九州で実施
●「プログラマブル機能により選択肢が拡がってきた組み込み機器開発」
〜CPU搭載FPGAから柔らかくなってきたSoCまで〜
講師:株式会社ネクスト・ディメンション 取締役 浅井 剛氏
概要:
2000年末に初リリースされたFPGAベンダーのソフトコアCPUは、機能・性能のバージョンアップを繰り返し、昨年末から今年前半にかけて相次いでMMU(Memory
Management Unit)やMPU(Memory Protection Unit)をサポートしついに機能面ではSoCと全く差がなくなった。
一方価格面で優位に立っているSoCも1CPUへの負荷集中に限界が見え、サーバ系では2〜4CPU搭載のSoCが組み込み系では機能分散を目的に独立動作できるマルチCPUのSoCが出始めているが、ハードウェアとしての柔軟性はなく、相変わらず外付けFPGAで対応している組み込み機器が多い。
しかし昨年あたりから、周辺モジュールにシーケンス処理機能を持たせCPUの負荷低減を図れる様な製品も発表され堅さ一辺倒だったSoCも柔らかくなり始めている。
本講演では、とかくFPGA対SoCという両極端の構図で見られがちな中で、様々な観点からプログラマブル機能搭載製品を整理し、拡がった選択肢からどの様に使いこなして行けば良いかを解説する。
<FPGAスペシャルセッション>6都市で実施
●「FPGA設計の極意に迫る!」
〜カリスマFAEに聞くFPGAデザインの常識から裏技まで〜
講師:コニカミノルタテクノロジーセンター株式会社システム技術研究所 室長 佐藤幸一氏
東京エレクトロンデバイス、富士エレクトロニクス、アルティマ 各FAE担当者
概要:
FPGA設計で悩んでいませんか?今や「デジタル製品の能力を決定づける」のはFPGAです。そのFPGAもますます大規模化、高速化、複合化し、リリースまでにはいくつもの壁を乗り越えなくてはなりません。そこで本セッションでは「タイミングクローズの近道」等、いくつかの技術課題を取り上げ、各社カリスマFAE(フィールドアプリケーションエンジニア)はその課題どう解決するのか、定番から普段あまり聞けない裏技までをその場で聞き出し、FPGA設計の極意に迫ります。
以上の講師・講演を予定しています。
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