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講師/講演 |
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<3都市共通講演>
講演題名: 「FPGAの進化: FPGAs Becoming SoCs 」 講演者名: 末吉敏則 氏 [熊本大学大学院 教授]
概 要:
組込みシステムをはじめとするシステム設計において、SoC開発が大きな転換点を迎えつつある。これから主流となる28nmプロセス採用の最新FPGAは、内部にARMのような業界標準のCPUコアや周辺コアを搭載し、I/Oを大幅に強化している。そこで注目を集めているのがFPGAベースのSoC開発である。本講演では、Xilinx、Altera、Lattice
Semi.、Microsemi(Actel)、SiliconBlue、Achronix、TabulaなどFPGAベンダ各社の最新FPGAの方向性について解説するとともに、新しいFPGA応用事例や、3次元構造化などのFPGAに今後期待される新技術について紹介する。
<東京講演>
講演題名: 「非同期式設計によるFPGA向け省電力化手法」
〜更なる低電力化へのアプローチ〜
講演者名: 岡部 忠氏 [地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
開発本部開発第一部 情報技術グループ 研究員]
概 要:
非同期式設計は消費電力・不要輻射ノイズ・クロックスキュー等の同期式設計に内在した諸問題を解決することができ近年注目を集めている. 本発表では、FPGA上に実装可能な非同期式設計手法を提案し、本手法を用いて非同期式設計されたシステムをFPGA上に試作した結果と、同期式設計されたシステムとの性能比較の結果を報告する.
<関西講演>
講演題名: 「微細化FPGAの信頼性諸問題」
講演者名: 小林和淑氏 〔京都工芸繊維大学 教授 工芸科学研究科〕
概 要:
FPGAは, 微細プロセス開発の先陣を切って製造されるフラッグシップデバイスとなっている. そのため, ASICよりも微細化に伴う信頼性問題が先に顕在化する.
本講演では, FPGAが抱える経年劣化, 一時故障, ばらつきなどの信頼性関連の諸問題とその対応策について述べる。
<九州講演>
講演題名: 「FPGA搭載基板の電源ノイズ低減手法について」
講演者名: 金子俊之氏 〔株式会社トッパンNECサーキットソリューションズ 設計部〕
概 要:
高速高周波信号を伝送する場合、ジッタを低減することが求められていますが、電源ノイズが増加することでジッタが増加し高速信号のタイミングが合わないと言うケースが増えています。特にFPGAでは、電源の種類が増加し、電源の基準電圧も低電圧化し、さらに、チップ内部の配線ルールが20nmへと進んで行く中でチップ内部の集積度が上がることで消費電流も大きくなっています。
このように、FPGAで消費される電流を予測し、基板設計で電源ノイズを対策することが重要になっています。ここでは、このような基板設計における電源ノイズのシミュレーション手法と対策事例について御紹介します。
※講演タイトル、講演者、内容は変更になる場合があります。
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