Non-Profit Organization FPGA Consortium  
特定非営利活動法人FPGAコンソーシアム
講師/講演

 
 
 
 

.
招待講演 13:50〜14:50(60分)
題名:
低コストで広域カバレジを実現できるIoT向きデータ通信規格ZETAの特長と応用事例
講師:株式会社 テクサー 取締役CTO 今井 正治 氏 (いまい まさはる)
概要:IoT向きデータ通信方式であるLPWAN(低消費電力広域ネットワーク)規格の一つであるZETAは、電池駆動が可能な中継器を用いてメッシュ・ネットワークを構成し超狭帯域での双方向のマルチホップ通信が可能という特長を持っている。そのため、高層ビルの内部や地下空間だけでなく、複雑な地形を持つ中山間部などでのデータ通信にも適用可能である。本講演では、LPWANの各規格の比較を行い、ZETAの特長について述べる。また、農業、水産業、交通インフラ遠隔検査などの応用事例を紹介する。また、IoTおよびLPWANの課題と今後の発展の方向について述べるとともに、その中でFPGAが果たすべき役割についても考察する。


共催講演 13:00〜13:50(50分)
題名:都産技研におけるプログラマブルデバイスを活用したIoT製品開発支援
講師: 
(地独)東京都立産業技術研究センター 開発第三部
    情報技術グループ 主任研究員 岡部 忠 氏
(おかべ ただし)
概要:FPGAやPSoCに代表されるハードウェアプログラマブルデバイスは試作や研究開発に適しており、都産技研ではプログラマブルデバイスを活用した製品開発支援ならびに研究開発を行っています。
本発表では、プログラマブルデバイスでIoT製品を開発することを想定し、これらに標準実装されているUSBやHDMIといった高速シリアル通信規格の開発事例と都産技研で行っている高速シリアル伝送規格の規格適合試験を紹介します。


講演 10:15〜11:15(60分)
題名:IoT入門−オープン環境におけるプロトタイプ構築」
講師:サイバー大学 IT総合学部教授 清尾 克彦 氏 (せお かつひこ)
概要:IoTが2014年頃に注目され始めてから5年が経過し、今までICTとあまり関係がなかった色々な分野にIoTが展開され、見える化による改善や、新たな価値創出が行なわれつつある。今回の講演では、だれでもが自分の身の回りの課題をIoTで解決できるように、デバイスに接続されたセンサからの情報を、ゲートウェイで中継してネットワーク経由でクラウド上のサーバに蓄積し、分析結果に基づきデバイスのアクチュエータを制御するまでのIoTシステムの全体像について説明する。また、オープン環境により安価に効率良くIoTシステムのプロトタイプを構築できるようになってきており、サイバー大学での取り組み事例について紹介する。


講演 15:30〜16:00(30分)
題名:中小企業のIoT化支援事業と東京都IoT研究会の紹介
講師:(地独)東京都立産業技術研究センター 開発本部 プロジェクト事業推進部
   IoT開発セクター
セクター長 大原 衛 氏 (おおはら まもる)
概要:都立産業技術研究センターでは平成29年度から「中小企業のIoT化支援事業」を実施しています。同年11月には、本事業の一環として「東京都IoT研究会」を設立しました。また平成30年10月には、本事業の支援拠点である「IoT支援サイト」を開設しました。本講演では、事業概要とIoT支援サイト、研究会活動について紹介します。


講演 16:00〜16:50(50分)
題名:農業IOTを通して見えて来た新しい農業展望」
講師:株式会社パーシテック 代表取締役 水尾 学 氏 (みずお まなぶ)
概要:実家の農園を継承する為に、各種IOT機器を採用して、センサー・遠隔システム・ウェアブル端末・ドローンなど実践的な運用を通し、技能伝承などの農業課題の解決に取り組んでいます。多くの機器を運用する事で、多くの事が判って来ました。特に“現場作業者の強み“を生かし、その実績と課題、更にIOT運用による可能性など、将来の若い担い手に魅力ある農業を目指した提案を含めた紹介をします。
@当社の取り組みの紹介
A一般的なIOT農業の紹介
B機器連動の重要性と課題
C連携企業とのIOT農業の取り組み事例紹介
DIOTによる新たな農業の可能性。 など




※講演者から提供された説明文をそのまま掲載しています。