4月16日(木)開催
10:30〜17:00
第18回ボードコンピュータ展
FPGA特別セミナー
会場:HALL6 
出展社セミナー会場2
 FPGAとは、ハードウェアでありながらソフトウェアのように書き換え変更ができる再構成可能な論理デバイスです。最近のFPGAでは課題となってきた低価格化も加速度的に進み、イニシャルコストの低さとも併せて、組込みシステムなど新たな市場への浸透を加速させています。
今回のボードコンピュータ展主催者企画として実施するFPGA特別セミナーでは、最近、機器開発のキーデバイスと注目されているFPGAを取り巻く最新の話題について解説します。
 また、FPGA展示企画コーナー(FPGAコンソーシアムブース)に出展するFPGA関連企業のセミナーも併せて実施致します。16日(木)のみの特別セミナーですので、是非ご聴講ください。


【 4月16日(木) FPGA特別セミナースケジュール】
10;30〜12:00 「既存の設計知識では実現できない多ビット/高速メモリ搭載システムの設計技術」 
            井倉将実 氏 [来栖川電工有限会社 中野R&Dカンパニ 応用技術部]

12:00〜12:15 出展社セミナー「最新FPGAボード+ボードコンピュータによる製品開発」立野電脳

13:00〜14:30 「FPGAの進化とリコンフィギャラブルシステム」
             末吉敏則 氏 [熊本大学大学院 教授]

14:30〜14:45 出展社セミナー「FPGA回路設計のトラブルシューティング(初級編)と
             FPGA評価ボード PowerMedusaのご紹介」  三菱電機マイコン機器ソフトウエア

15:15〜15:30 「FPGAボードコンピュータによる応用機器開発の実際」
            実吉智裕 氏[(株)アットマークテクノ 代表取締役]

15:30〜17;00 出展社セミナー 「実践!JTAGを使ってFPGAを動的にデバッグする技術」特殊電子回路

【FPGA特別セミナー概要】<FPGAユーザー講演>

既存の設計知識では実現できない多ビット/高速メモリ搭載システムの設計技術
  井倉将実 氏 [来栖川電工有限会社 中野R&Dカンパニ 応用技術部]

概要:昨今の組込システムにはOSや高解像度映像処理などの要請から,FPGA/ASICと高速なメモリ
を採用する回路設計を行う必要があります.半導体メーカからはリファレンス回路などが提供
されますが,外部I/Fやボードレベルでの設計現場では多ビットかつ高速なバスシステムの
開発に多くの留意点が必要です。本講演では、当社製品の開発事例を元に,パッケージ
の差異や基板誘電率/配線長の差異によるボード設計事例の留意点を解説します。

FPGAの進化とリコンフィギャラブルシステム
  末吉敏則 氏 [熊本大学大学院 教授]

概要:最近のFPGAでは課題となってきた低価格化及び高性能化も加速度的に進み、
イニシャルコストの低さとも併せて新たな市場への浸透を加速させています。
また、専用ハードウェアによる高い処理性能を維持しながら、用途や環境に合わせて
回路が切り替わるリコンフィギャラブルシステムなど、ASICにない再構成可能という
特性を活かした利用法にも期待が寄せられています。
本講演では、FPGAを取り巻く技術動向について解説し、最近注目を集めている
リコンフィギャラブルシステム応用事例を紹介します。

FPGAボードコンピュータによる応用機器開発の実際
  実吉智裕 氏[(株)アットマークテクノ 代表取締役]

概要:FPGAはゲート規模や速度の向上、構造、消費電力、I/O等の進化を続け、
またFPGAの低価格化にも支えられ、FPGAを「組み込み機器のプラットフォーム」として
利用することが現実的になっています。
本講演では FPGAを用いたボードコンピュータの構造やメリット等を解説し、
それらを用いた応用機器開発の実際について紹介します。


【FPGA出展社セミナー】

三菱電機マイコン機器ソフトウエア株式会社
講演題目:FPGA回路設計のトラブルシューティング(初級編)と FPGA評価ボード PowerMedusaのご紹介
概要:FPGAの開発現場で遭遇した様々なトラブル事例、特に若手技術者が陥りやすい処理速度やタイミングの
 問題の事例を対策とともに紹介いたします。

立野電脳株式会社
講演題目:最新FPGAボード+ボードコンピュータ による製品開発
概要:高性能を追求するにつれ増加する装置開発期間やコスト問題に対し試作から量産まで使える
 高性能FPGAボードの活用をご提案します。

特殊電子回路株式会社
講演題目:実践!JTAGを使ってFPGAを動的にデバッグする技術
概要:JTAGはFPGAの書き込みやロジックアナライザだけのものではありません。
FPGAの端子を見たり動作を書き換える強力なデバッグができるのです。
そのような成功事例をデモンストレーション形式で紹介します。
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