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講師/講演 |
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<6都市共通講演>
講演題目: FPGA最新動向とFPGAならではの応用事例 (6都市で実施) 講演者名: 末吉敏則 氏 [熊本大学大学院 教授]
概 要: FPGA は,先進CMOS プロセスの採用により,低価格化,高性能化,低消費電力化が加速度的に進み,初期費用の低さとも併せて新たな市場への浸透を加速させている。また,Xilinx
社のFPGA 基本特許(Freeman 特許)の期限切れとともにFPGA 業界へ新規参入する新興FPGA ベンダも相次いでいる。本講演では、FPGAを取り巻くこれらの最新動向と技術について解説し、FPGAならではの応用事例について紹介する。
<各都市特別セミナー>
●東京会場
講演題目: 「JTAGを用いたオンライン自己監視手法」
講演者名: 入月康晴 氏
(東京都立産業技術研究センター 開発第一部 情報技術グループ 主任研究員)
概 要: FPGAを用いた組込みシステムは、家電製品をはじめ産業用機器等に欠かせない存 在となっており、近年ネットワークに接続されることが多い。そこで、組込みシステムの製品開発においては、安心・安全の確保やネットワークを介した外部からの攻撃
に対する防護手段などが必要不可欠となっている。今回は、FPGAに内蔵されている JTAG 機構を用いて、製品を通常動作させながら外部から誤りの発生を監視する手法を
紹介する。
●東北会場 講演題目: 「ディスコン対策としてのFPGA活用事例」
講演者名: 小熊 博 氏(宮城県産業技術総合センター 研究員)
村山 隆 氏(テクノクリエート株式会社 取締役)
概 要: 無線通信及びADSL等の固定通信を問わず、高速化データ通信へのニーズから、1028ポイント以上のFFTに代表される一昔には考えられない回路規模が大きなブロックが必須となり、実装にはハイエンドなFPGAが使われている。 旧来の音声帯域モデム(ITU-T勧告準拠モデム:Vシリーズ)に対しても
根強いニーズが存在しているが、一方で旧来のモデム用LSIはディスコンの波にもまれ保守等が非常に難しい状況にある。この解決法としてCycloneやSpartanシリーズのような高集積でかつ低コストのFPGAの活用が挙げられる。
本講演では、FPGA設計の視点から2局化する通信分野における技術動向及びディスコン対策として、QAMモデムやVシリーズモデムの開発にFPGAを活用した実装事例を紹介する。
●北海道会場
講演題目: 「FPGAを用いたビジョンセンサの開発と車速計測への応用」
講演者名: 大村 功 氏(北海道立工業試験場 情報システム部 電子システム科長)
概 要: 当場では,撮像デバイスとFPGAを組み合わせたビジョンセンサを開発している。画像処理のハードウェア化や高速化・高機能化ためのFPGAの活用方法について,これまでの研究開発の内容を紹介するとともに,北海道大学の画像照合技術を応用した車速計測センサへの適用事例を紹介する。
●中部会場
講演題目: 「FPGA並列制御を応用した,新しいイメージの画像検査装置」
講演者名: 今井 嘉之 氏 (株式会社アイキューブテクノロジ 代表取締役)
概 要: 新しいイメージの画像検査装置を開発。
従来の画像検査装置との違いは,画像処理用のFPGA専用基板を搭載した卓上型の小型検査装置です。
カメラユニットには新開発の,CMOSセンサを複眼実装し,5000万画素を有します。
小型高密度実装の専用基板から構成され,FPGA並列制御による高速画像処理を実現しました。
●関西会場
講演題目: 「FPGAを用いた高機能なセンシングシステムの開発」
講演者名: 金岡 祐介 氏 (大阪府立産業技術総合研究所 情報電子部 電子・光材料系)
概 要:近年の少子高齢化を背景により大きな期待がロボットに集まっている。ロボットが人と身近な距離で活躍するために、リアルタイムな位置計測システムが求められているが、物体の位置計測等の処理は膨大な計算を必要とするため、リアルタイムに処理することが難しい。これらの処理を高速に行うためには、CPUのような逐次処理よりハードウェアによる並列処理が適している。そこで超音波を使った位置計測にFPGAのハードウェア処理を適用し、リアルタイムなセンシングシステムを構築したので紹介する。
●九州会場
講演題目:「PLDとリコンフィギュラブル技術を最大限に活用するための
教育方針の考察」
講演者名: Victor Goulart(ヴィクトル グラール)氏 (九州大学 システムLSI研究センター 特任助教)
概 要:近年、PLD(FPGAを含む)の大規模化、低コスト化、高性能化が進んでおりデバイスの多機能化に伴い使用範囲が拡大している。従来、部品、つまり単機能やグルーロジック用途であったPLDは、システム全体(SoPC−System
on aProgrammable Chip)の実装プラットホームに変化しつつあり、設計品質、開発効率と総コスト改善が要求されている。本セミナーではFPGAに限らずリコンフィギュラブルコンピューティング(RC)技術の最新動向を踏まえてRCシステムを最大限に活用するために今後重要となる関連技術の教育について考察する。
※講演タイトル、講演者、内容は変更になる場合があります。 |
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